ウェブ進化論
ここ1ヶ月、いろいろな情報番組のランキングで軒並みベスト5に入っているので気になってた。
ところへ、相方サンが「もう読み終わった」ということなので、拝借して読んでみることに。
自分ははてブもこうやって使っているし*1、mixiもどんなモンかと思ってやってみたこともあるし*2、分からないことがあったら即、「ググれ」。CDやDVDはamazonで買うことが多くなった。
この本で言われるネットの「あちら側」の思惑など全く気づかぬまま、いつの間にか「それを使うことが日常」になっていることに改めて気がついてウヒャー…となる。
そして「どうしてyahooやmixiよりも、はてなやamazonの方が自分にとって使いやすいのか」の理由がおぼろげながら見つかったような気がする。
自分はこの本に度々出てくる「不特定多数無限大」のネットの向こう側を全面的に信じているわけではない*3が、mixiやyahooなんかの「ある種の閉塞感」*4がどうも違和感だった模様。
インターネットを「情報を得る」ために使用するようになった時から常に『ネットには、ない情報は載ってないが、一人で調べることが大変な瑣末なことも世界を探せば誰かがネットに載せている』ところだと思っていた。これは今も変わらない考え。そして注釈3の考えも最初から変わっていない。
自分みたいなユーザ(ネット「あちら側」や「こちら側」に直接関わりのある人や、この著者のようにそんな企業の周囲で働く人などではない一般の人、という意味)は、情報整理に使えるツールは使っていけばいいのではないか、と思いました。
- 作者: 梅田望夫
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2006/02/07
- メディア: 新書
- 購入: 61人 クリック: 996回
- この商品を含むブログ (2353件) を見る